自宅で手作りパンを作るようになって、早や2ヶ月が経ちました。
私も母も、「もう手作りパン以外は食べられない」と言い合っています。
以前はヤ○○○のパンを毎日好んで食べていた母が、「もうおいしく感じられなくなった」「変な味がする」とまで言うようになりました。
手作りパンは、基本のレシピにレーズンを入れたりチーズを入れたりと毎回趣向を変えて作っていますが、なんといっても焼き立てのアツアツの香ばしさを味わう時の幸福感は変わることがありません。
簡単なのに、失敗することがないところも、続けられるポイントですね。
→ とかち野酵母と春よ恋を使った簡単プチパンのレシピ・作り方
そんな折、遠く離れて一人暮らしをする兄の元へ、手作りパンを送る機会がありました。
今回は、私が手作りパンを宅配便で送った体験について、ご紹介してみたいと思います。
手作りパンを宅配便で送ってみたら?
きっかけは、母と兄がやりとりをしているメールでした。
母が兄に、「毎日、手作りのおいしいパンを食べている」と話していたようです。
兄は一人暮らしで、食事に気を遣えないことも多いようです。
しかも、インフルエンザにかかってしまい、39度の高熱が出たとのことで、母も心配していました。
それを私が聞きつけ、「何か体に良いものを送れたら・・・」と思いついたのが、手作りパンを送ることでした。
ちょうど真冬の寒い時期でもあり、身内に送るのなら、と宅急便で送ることにしたのです。
身内以外の人に送るのなら考えられないのですが、兄なら届いた状態を見て、食べる食べないを判断してもらうこともできます。
そして、「どうやってパン送ろうかな?」と思った時にふと浮かんだのが、真空パックのような状態で売られているパンのこと。
ちょうどジッパー付きの厚手のビニール袋があったので、そちらを使うことにしました。
中に焼いて冷ましたパンを入れ、空気を抜いてしっかり口を止めてから、プチプチの緩衝材にくるみ、梱包して送りました。
その時は思いつきませんでしたが、乾燥剤を入れておくともっと良かったかなと思います。
(※写真はイメージです)
パンと一緒に、食べ方を簡単に書いたこちらのようなメモも添えておきました。
いつも自分が食べている方法です。
【パンの召し上がり方】
1. 切り目(クープ)に沿ってスライスします
2. 1枚ずつお皿に載せて、レンジで20~30秒加熱します
こうすると、焼き立てに近いアツアツ、フワもちのパンが食べられます♪
手作りパンが無事に届きました
指定日時の通り、兄の元に手作りパンが届いたとメールがありました。
送ったパンは、すりゴマ入りが1個、レーズン入りが2個の合わせて3個です。
↑ 送ったのは、こんな感じのブールです。
それぞれが6枚切りになるようクープを入れてあるので、これだけあれば数日は食べられるでしょう。
兄からは、「大事に少しずついただきます」と母の元にメールがあったとのこと。
ひとまず、無事に届いたようでほっとしました。
パンは冷凍することもできますし、あとは好きな時に食べてもらえればよいかな、と思います。
手作りパンを宅配便で送る際の注意点
今回は身内が相手ということ、また突然思いついたことだったので、自己流の送り方をしましたが、ネットで調べてみるとあながち大間違いな方法ではなかったようです。
もし誰かにパンを送りたいという場合は、ネット上の掲示板にパンを宅配便で送る方法についての質問と回答が寄せられていますので、そちらを参考にされると良いでしょう。
パンを送る際の大まかなポイントをまとめてみると、このような点に注意をすると良さそうです。
・常温で送る際はなるべく気温、湿度が低い時期を選ぶ
・気温、湿度が高い時期は冷蔵または冷凍で送る
・冷ました状態のパンをビニール袋(ジップロックなど)に入れ、空気を抜いてしっかりと口を止める(乾燥剤を入れるとなお良い)
・カレーパン、惣菜パンなど具材入りのものは避ける
それにしても、家でひっそりと作っている手作りパンを、離れた所に住んでいる家族にも喜んで食べてもらえるなんて、嬉しいことですね。
特に、病後の弱っている時に家族から手作りのものが届くと、より一層ありがたく感じられるのではないでしょうか。
これで、少しでも早く元気になってくれるといいなと思います。
また手作りパンは、身近な人をどんどん幸せにしてあげられるな、とまたひとつ発見した体験でした。
これからも、できれば定期的に送ってあげられると良いのですけれどね。
[…] → 手作りパンを宅配便で送ってみた体験談 (※写真はイメージです) […]